フリーランスの退職金について

フリーランスになると、退職金ってあるの?

そう疑問に思う方は少なくないと思います。

結論から言うと、フリーランスに退職金制度はありません!!

 じゃあ、老後はどうなるの?少ない年金だけで暮らさなければいけないの?

そんなの不安しかないんですけど!!

そうですよね、ただでさえ先が見えないこの世の中。

退職した後の生活は誰にとっても不安の種ですよね。

すべてが自己責任のフリーランスの世界ではなおのこと。

大丈夫です。諦めないでください。

フリーランス用の退職金制度はありませんが、それに代わる救済制度があるんです。

その名は

小規模企業共済です!!

なんだかお堅い名前ですが、独立行政法人の中小企業基盤整備機構(中小機構)が運営をする、小規模企業の経営者や個人事業主を対象にした積立式の退職金制度です。

いやぁ、ありがたいですねぇ。

加入には一定の条件を満たす必要がありますが、従業員数が常時5名以下の個人事業主であれば加入可能ですので、お1人で動かれるフリーランスの方は加入対象となります。

ただし、加入対象外になる場合もありますので、詳細は中小機構HP等でご確認くださいね。

参考:http://www.smrj.go.jp/kyosai/skyosai/entry/eligibility/index.html

具体的な運用方法

加入後、毎月の掛け金を1,000円~70,000円の範囲内で

ご自身で決めることができます。(500円単位)

※掛け金は途中から増額することも可能で、一定の条件を満たせば減額も可能です。

掛け金を毎月積み立てていき、お金を受け取ることができるのは原則、廃業時(退職時)ですが、ご自身の意思での解約(=任意解約)はいつでも可能です。

ただ、気を付けなければいけないのが期間で、

掛け金を積み始めて6ヵ月未満の解約は1円も受け取ることができません

積み立てた掛け金を満額以上受け取ることができるのは、

加入から240ヵ月(=20年)以上積立をした場合です。

20年・・・長いなあと思われるかもしれませんが、30歳でフリーランスへの転向を考えられているならば、コツコツ積み立てて50歳まで頑張れば原本割れはしませんよ!!

75歳定年制が現実味を帯びてきた現代において

50歳はまだまだ働き盛りですよね、うん。

掛け金を積み立て続ければ、最大で掛け金の120%を受け取ることができます!

健康管理に気を付けて、加入するからには最大金額を受け取りたいもんですね。

節税対策にもなる

小規模企業共済を語る上で忘れてはいけないのが、節税対策のお話。

なんと、掛け金の全額が控除の対象となるんです!!

つまり、掛け金上限7万円×12ヵ月=年間最大84万円が控除の対象となります。

確定申告をご自身で行わなければならないフリーランスの方にとって

控除対象は少しでも多い方が嬉しいですよね!

まとめ

・フリーランス用の退職金制度はないが、小規模企業共済に加入で退職金に代用できる。

・6ヵ月未満の解約では掛け捨てになる。

・20年以上積み立てができれば掛け金同額、期間によっては最大120%を受け取れる。

・掛け金の全額が控除の対象となる

フリーランスに転向をお考えの方は、小規模企業共済への加入も是非ご検討くださいね!

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